2007年11月17日土曜日

「駅でテロ」想定し訓練 道警、JR

 来年七月の北海道洞爺湖サミットに向けて、道警とJR北海道などは十六日、札幌の地下鉄駅や道内の主要JR駅構内で、対テロ合同訓練を行った。
 訓練は、札幌市中央区の市営地下鉄豊水すすきの駅構内でサリンなどとみられる不審な液体が見つかった後、札幌や函館などJR駅計五カ所で相次いで爆発物が見つかった-との想定。
 JR札幌駅では、不審なバッグが見つかり、駅員からの通報で道警機動隊の爆発物処理班が防護服を着て出動。爆発物を冷却処理した後、特殊車両で搬送した。訓練後、道警警備課の佐藤伸二指導官は「訓練を検証してより安全な体制にしたい」と話した。
 訓練には道警やJR北海道などから約四百人が参加した。
(北海道新聞より引用)