2008年3月30日日曜日

和波と金子引退

札幌を運営する北海道フットボールクラブは28日、昨季まで在籍していたMF和波智広(27)、金子勇樹(25)が現役を引退すると発表した。  和波は2001年に湘南から移籍、05、06年と主将を務めた。昨季は左サイドバックとしてリーグ戦2試合に出場したが、体調不良のため3月末からチームを離れていた。J1、J2合わせてリーグ戦通算226試合11得点。金子は04年途中、横浜Mから札幌に加わり、昨季はリーグ戦7試合に出場した。J1、J2合わせてリーグ戦通算74試合1得点。  和波は「札幌でプロ生活の大半を過ごし、みなさんから温かい声援をもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです」、金子は「札幌でプレーした経験を新たな道でも生かします」とコメントした。2人の今後の進路は未定。

(北海道新聞より引用)

2008年3月24日月曜日

うつ病患者に疑似職場を 復職支援拡大目指し札幌の医師ら勉強会

うつ病で休職し、復職を望む人に疑似職場生活を提供する「リワーク支援」を広めるため、札幌市内の医師らが「北海道リワーク勉強会」を新年度、設立する。道内でリワーク支援を行う医療機関は限られているため、講演会などを開いて全道への浸透を図る。
 勉強会は札幌市中央区のさっぽろ駅前クリニックの横山太範院長が世話人となり設立する。
 道によると、道内のうつ病など気分障害の患者は約三万人。厚生労働省の調査では、うつ病による休職者がいる会社は全国で七割を超える。うつ病患者の復職には強いストレスがかかり、再度休職する例も多いため、有効な復職支援の必要性が高まっている。
 支援の中でも、定時に決まった場所に集まり、パソコン作業などで職場を疑似体験する「リワーク」と呼ばれるプログラムは最新の手法として注目され、北大医学部などで研究が始まっている。道内で復職支援を行う医療機関は札幌を中心に二十前後あるが、横山院長は「『リワーク支援』を実践している医療機関は四つだけ。勉強会で医師らの情報交換をし、企業にも最新情報を伝えたい」としている。
 同会は四月十七日午後六時半から同クリニックで設立記念講演会を開く。北大大学院医学研究科の北川信樹助教が、リワークの効果について話す。道内の医療機関関係者、施設従事者が対象。無料だが三十一日までに申し込みが必要。問い合わせは(電)011・280・0556へ。

(北海道新聞より引用)

2008年3月18日火曜日

肌で感じて「大根せっけん」 道医療大准教授が開発 葉のエキス配合

北海道医療大(石狩管内当別町)の堀田清准教授(50)=薬用植物学=が大根の葉エキス入りのせっけん「すずしろの花」を開発、ベンチャー企業を設立して十八日から札幌市内の薬局などで販売する。アトピー性皮膚炎など肌の弱い人に「使いやすい」と好評で、堀田准教授は「新しいせっけんを肌で感じてほしい」とPRしている。
 堀田准教授は「大根の葉が使われずに捨てられるのはもったいない」と、二〇〇〇年秋ごろから利用方法を探る研究を開始。硫黄成分を多く含む大根の葉は、乾燥させて風呂に入れると体が温まるとして、古くから利用されていたことが分かり、乾燥させた葉のエキスをせっけんに配合することを思い立った。
 アレルギー科がある札幌市北区の牧田病院と提携、試作品をアトピー性皮膚炎などの疾患を持つ患者二百人に使ってもらったところ、「肌に優しい」「売ってほしい」と上々の反響だった。
 同准教授は昨年十月、大学関係者らとベンチャー企業「植物エネルギー」を設立。今年一月末に化粧品の製造・販売の認可を取り、十八日からまず、東急ハンズ札幌店(中央区)、あおば薬局しのろ店(北区)と同屯田店(同)で売り出す。
 せっけんは一個六十グラムで千円。堀田准教授は「手作りの限定生産。多くの人に使ってほしい」と話している。問い合わせは札幌クラウン商事(電)011・232・2550へ。

(北海道新聞より引用)

2008年3月11日火曜日

北見・高栄中に道知事賞 全道PTA広報紙コンクール表彰式

「第25回全道PTA広報紙コンクール」(道PTA連合会、北海道新聞社主催)の表彰式が10日、札幌市中央区のKKRホテル札幌で開かれ、入賞した計80校のPTA役員らに表彰状などが贈られた。
 独自のコンクールがある札幌市をのぞく全道の小中学校267校が応募。道知事賞には食育や服装をテーマに特集した北見・高栄中が選ばれた。また、道教育長賞は帯広・啓北小、道PTA連合会会長賞は北見・南中だった。

(北海道新聞より引用)

2008年3月6日木曜日

道内公立高入試 2校でトラブル 放送機材に不具合

道内公立高の二〇〇八年度一般入試は五日、学力試験や面接など初日の日程を終えた。道教委によると、二校で英語の聞き取りテストの音声が聞こえにくくなるなどのトラブルがあったが、受験生に影響はなかった。
 学力試験を行った全日制二百四十五校と定時制の札幌大通の受験生は計三万七千二百六十八人。欠席者は千五百十二人。このうち全日制は、出願者の3・9%に当たる千四百八十八人が欠席し、欠席者分を差し引いた倍率は前年比〇・〇一ポイント増の一・〇六倍だった。
 百七十三人が受験した稚内高では、聞き取りテストの際、校内放送の音声が放送機材の不具合で途切れるなどしたため、代替の筆記問題に切り替え、終了時間を三分延長した。札幌白陵高では、体調不良の一人が保健室で受験をしていた際、音声の途中で内線電話の呼び出し音が鳴った。
 六日は百九十三校で面接などが行われる。合格発表は十七日午前十時。

(北海道新聞より引用)