2008年4月18日金曜日

6年ぶり婦人フロア大改装 丸井今井札幌本店 9月にもオープン(04/18 07:56)

丸井今井(札幌)は十七日、約十五億円をかけて札幌本店の婦人部門の売り場の大規模改装に踏み切り、九月にもオープンする方針を明らかにした。同部門の大改装は六年ぶり。札幌本店の売り上げの半分以上を稼ぎ出す主力売り場のてこ入れで巻き返しを図る。
 同店の婦人部門の売り場は婦人服、服飾雑貨、化粧品などを取り扱う大通館の一-七階と一条館の一、二階。五月中にも改装対象のフロアを決めて、ブランドの入れ替えや照明や通路などの内装を一新する。改装費は道内金融機関から調達し、夏のセールが終わる七月中旬にも着手する。
 本年度は既に札幌本店の化粧品売り場などの改装に約五億円を投じており、年間を通した婦人部門への投資は約二十億円に上る。
 同社は昨年から、売り上げの七割を稼ぐ札幌本店の大改装に着手。紳士、食品フロアを全面改装した。
 ファッションに強い伊勢丹の手法を取り入れた紳士と食品フロアの改装後の売り上げは前年実績を上回っており、婦人部門のてこ入れにより改装効果を全館に波及させる。

(北海道新聞より引用)

2008年4月7日月曜日

「堅守速攻」機能不全

警戒していた立ち上がりに、またも失点した。堅守からのカウンターというゲームプランが崩れ、0-1のスコア以上の完敗だった。  前半の立ち上がりは悪くはなかった。開始早々、曽田や中山がシュートを放ち、試合の主導権を握ったかに思われた。  だが、開始わずか12分でプランが崩れた。浮き球を競った曽田がカボレのスピードとパワーに振り切られ、フリーでシュートを許して先制された。  ナビスコ・カップを含め7試合連続の失点。しかも、リーグ戦第2節の横浜M戦を除き、すべて先制されている。今の札幌の状態では、2点を取り返すのは相当難しいことを選手も承知していたにもかかわらず、同じミスを繰り返した。  リードしたことで無理に前からプレッシャーをかけず、引いて守るFC東京。こうなると、若い選手が多い札幌の攻撃は手詰まりに。焦りからか、中盤から前で全くボールがおさまらない。三浦監督は「個人の技術の問題。プレッシャーがなくても前に放り込んでしまう。FC東京の選手は落ち着いているのに」と嘆いた。  失点の原因について、三上強化部長は「DFがラインをコントロールできないから、結局、FWとDFが五分五分の勝負になってしまう」と分析し、DFの選手の変更も示唆した。だが、それは札幌の生命線の守備が依然として固まっていないことも意味する。首脳陣の悩みは深刻だ。

(北海道新聞より引用)