2008年1月2日水曜日

イオン アインとCFSの統合阻止へ説明会

イオンは二十九日、同社が筆頭株主である首都圏地盤のドラッグストア、CFSコーポレーション(静岡県三島市)の株主向けに、調剤薬局最大手のアインファーマシーズ(札幌)との経営統合阻止に向けた初の説明会を横浜で開いた。
 イオンは来年一月二十二日のCFSの臨時株主総会で統合案否決を目指して委任状争奪戦を始め、説明会はその一環。CFSの個人株主ら約九十人が出席、二十人以上が委任状を提出した。
 イオンの岡田元也社長は、CFSの案では統合比率がCFS株主に不利なうえ、統合よりもCFSの業績改善を優先すべきだと説明。株主からの「なぜ株式公開買い付け(TOB)をしないのか」との質問に「TOB以前に、統合を阻止すればCFSに問題点を突きつけられる」と答え、協力を要請した。
 イオンとCFSはそれぞれ、来年一月上旬に三島、横浜などで説明会を開く予定で、攻防は個人株主対象に本格化する。

(北海道新聞より引用)

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