2008年2月10日日曜日

「古裂」でお雛様優しく 札幌・東区の高橋さん作品展

一足早く、ひな祭り気分を味わって-。札幌市東区の主婦高橋緑さん(54)が作品展「古裂(こぎれ)の雛(ひな)展」を、北区北八西一の「石の蔵ぎゃらりぃ はやし」で開いている。
 「古裂」(古い着物)で作ったウサギやネコ、ネズミのひな人形など約百点を展示。大正初期に建てられた蔵を改造した懐かしい雰囲気のギャラリーで、ピンクや水色といった「春色」の着物を着た人形たちが、優しい顔で来場者を迎える。
 高橋さんは三十歳の時に「子どもを楽しませたい」と布で人形作りを始め、十五年前から年二回、個展を開催。
 ウグイスやツル、手まりなど、縁起物の小さな人形が連なった「つり飾り」も百本ほどつるされ、「にぎやかでお祭りみたい」と来場者を楽しませている。一部作品は販売する。十二日までの午前十一時-午後七時(最終日午後六時)。

(北海道新聞より引用)

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